『“Frank” and I 』1部第4章: “フランク” とお尻ペンペンの秘密【英国スパンキング小説】

― クリスマスのお祭り。― 鞭への願望。― モードの初めて。― 鞭と結果。― 恥ずべき意気地なし。― エロティック・ブックス。― いかに好奇心は罰せられるか。― お説教、お尻ペンペン。― お仕置きの準備方法。― “フランク”のよく叩かれた尻。― 極上の感覚。― 尻晒し。― “フランク” とお尻ペンペンの秘密。
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― クリスマスのお祭り。
― 鞭への願望。
― モードの初めて。
― 鞭と結果。
― 恥ずべき意気地なし。
― エロティック・ブックス。
― いかに好奇心は罰せられるか。
― お説教、お尻ペンペン。
― お仕置きの準備方法。
― “フランク”のよく叩かれた尻。
― 極上の感覚。
― 尻晒し。
― “フランク” とお尻ペンペンの秘密。

 次の日、“フランク” は僕よりも早く朝食の席にいて、僕が部屋に入ると微笑みかけてきた。その男装にも関わらず、若々しくて、明るくて、可愛くて、抱き上げて口づけをしてあげたかった。

「もう良くなったかい?」と僕はからかうように尋ねた。

 彼女は少し頬を赤らめたものの直ぐに、良くなっています、もう普通に座れます、ただ、跡のところはまだ結構痛いですけど、と答えた。朝食後、彼女に今日の課題を与えた。勉強内容は少し変えることにした。女の子向けに、少し易しく。彼女はこの方向転換を喜んだようで、本を片手に上機嫌で図書室へと向かっていった。

 というわけで、全てが問題なく時は過ぎ行き、クリスマス週間がやってきた。我が家の伝統で、家長である僕は男女問わず親戚を集めて、大きなパーティーを開かなくてはいけない。この古い屋敷の寝室は全て埋まってしまった。僕は “フランク” のことを、しばらく同居している若い友人だと紹介した。すると「なんてかわいい男の子かしら」と、女性たちの間で大人気になった。彼女の静かで整った立ち振る舞いは、男性たちにも気に入られた。誰一人として、彼女が男であることに疑いを持つ者はいなかった。

 この年は、いわゆる「古風なクリスマス」となった。つまり、たくさんの氷と雪に覆われれて、村の子供たちがキャロルを歌い、浮浪児たちが夜中に、聞くに堪えない演奏をしていた。

 試合や狩りのトロフィーが並んだ大広間にはヒイラギやヤドリギが飾られた。これらの飾りの下では、皆がキスを交わすのだ。もちろん僕は、可愛い従妹たちとそこでキスを交わした。真鍮製の大きな犬の彫刻が付いた暖炉の中で、ユールログ(クリスマスの特別な薪)が燃えていた。祝宴を開き、もちろん七面鳥もスモモのプリンも用意したし、それらを体調が悪くなるんじゃないかってほど食べた。つまり、幾分退屈な普段通りのクリスマスを、例年通りに進めていった。

 一週間は楽しく過ぎ去っていった。全てが終わって全てのゲストが帰路に着いた時、僕は満足していた。この屋敷での、大勢の人間の相手をしなくてはならない生活にも慣れてきたところではあった。でも僕は独身だから、親戚の女性たちの長々とした家庭内の話にはいいかげんうんざりしていた。

 これで元の日々に戻れると、安堵の気持ちとともに、久々に狩りに精を出した。毎晩家に帰ると、“フランク”の生き生きとしたおしゃべりや、いろいろな面白い考えを聞いたりして楽しんだ。彼女は時折ぐだぐだして、たまに好き勝手に振舞ってはいたが、鞭が必要なほどの悪さをすることはなかった。僕は彼女の尻を見たい衝動にも駆られていたが、相応の罰が必要な時以外は、ズボンを下ろさせることはしないことに決めていた。


 僕は仕事や娯楽で数日間町に行くことも多かった。その時はモードのところに泊まった。彼女はいつも歓迎してくれた。そして今や僕は「鞭の愛好家」となっていた。この若い女性でも試してみたいと思いつくまで、そう時間はかからなかった。

 ある時、僕は可愛い青いリボンで結んだいい感じの枝鞭を持ちこみ、夜ベッドに入るときに枕の下に隠した。モードは何も気づかず、愛のこもった僕の腕に抱きしめられていた。もう一度抱き直した後、2人で少しおしゃべりをして、寄り添った状態で眠りに落ちた。モードの尻の温かく柔らかい肌が僕のお腹に押し付けられて、僕のあそこは、彼女の太ももに挟まっていた。

 次の朝、差し込む朝日で目を覚ますと、僕は見事に勃起していた。モードはまだ眠っていたが、すぐに起こした。まだ寝ぼけている彼女に、僕は最近お仕置きを与えることに興味を抱いていることを話した。そして枕の下から枝鞭を引っ張り出して、ちょっと君を叩かせてくれないか、とお願いをしてみた。

 彼女はベッドに座り直して、大きな茶色い目で驚きを隠さず僕を見つめた。そして、そんなお願い聞いたことがないわ、と笑いだした。なぜ僕が彼女を痛めつけることに快感を覚えるのかわからないと。僕は、そんなに痛くない、ちょっとひりひりするくらいだ、と伝えた。そして、性格のいい彼女は、すぐに承諾してくれた。

 彼女は体を伸ばして横になった。僕はシーツを引き下ろして彼女のナイトドレスを肩までまくった。彼女の可愛くふっくらした白い体は丸裸になった。僕は彼女を、肌がうっすらピンクになるまで優しく打ち続けた。彼女は寝返りを打って、もう無理、お尻が耐えられない、といった。

 僕はあまりにも興奮していて、ペニスも怒り狂っていたのものだから、脚を広げた彼女の両脇に両手を添え、かつてなかったような力強いひと突きを食らわせた。僕の下で彼女の体は飛び上がり、彼女の尻は見たことないような振れ方をした。

 全てが終わり彼女の呼吸も元に戻ってきたとき、彼女は、こんなにすごいのは初めてよと笑った。さらに、ただお尻をぶっただけで、こんなにあなたが興奮するなんて思ってもなかった、と付け加えた。僕は彼女に口づけをして、男のセックス力は、女性を鞭打ったり、鞭打たれたりしているのを見ることで高まるんだぞ、と笑った。

 それからというもの、彼女と夜を過ごす時、僕はいつも鞭をちょっぴり加えることに決めた。そうやって少しずつ彼女に慣れさせていき、最終的には痛い鞭でも耐えられるようにするのだ。当然のように、その後では行為の快感も増しているものだから、今までにも増して鞭を好むようになっていった。しかし楽しみで鞭を使ってはいるもの、僕は常に「罰」として実際に使えるチャンスを求めていた。


 ちょっと話が逸れてしまったようだ。

 ある夕食後、いつものように暖炉の近くに座って、僕は葉巻を吸い “フランク” は本を読んでいた。僕は彼女の反応を見るために試しに言ってみた。「フランク、僕は君を学校に送ろうと思う。他の男の子たちといることはいいことだし、学ぶことも多いだろう」

 彼女の顔に恐怖が浮かんだ。そして、その頬が色づいた。

「そんな」彼女は真剣な表情で言った。「私を学校に送らないでください。他の男の子たちと一緒になんかいたくありません。あなたと一緒にいたいです。ここでも十分学べます」

「君は同じ年頃の子達と、毎日外に出てフットボールで遊ぶべきだ」

「そんな乱暴な遊び、したくありません」

 僕は笑いながら、わざとらしく皮肉を言った。「君は意気地なしだな」

 彼女の目に涙が浮かんだ。とても不安そうだったものだから、僕はそれ以上からかうのをやめた。彼女はすぐに落ち着きを取り戻し、それから一緒にチェスを楽しんだ。

 それから数日後、僕はひどい反抗への罰として、彼女の尻を見てそれを鞭打つと言うダブルの喜びを得ることになった。


 我が家の図書室はとても広く、ありとあらゆるジャンルの書籍や小説が収蔵されている。その頃僕は、彩色された挿絵も付いた、なかなかエロティックな描写がある本をいくつか所蔵していた。そういった本は他とは分けられて、小さな本棚にしまい鍵をかけていた。鍵は僕が管理していた。

 “フランク” は読書が好きで、図書室を片っ端から見て回っていた。鍵付きの本棚は例外として。

 彼女は完全に無垢な女の子だったので、差し当たりそれらから遠ざけるようにしていた。彼女は何度も僕に、なぜあそこの本は見せてくれないのかと尋ね、そして見せてくれるように頼んできた。
 だが僕は断り続けた。本棚を開けようと思わないようにと注意もした。ダメだと言われたことで彼女の好奇心が上がったのは間違いなく、女の子のわがままさからか、それ以外の本は全て読めるにもかかわらず、それらの本を何とか見てやろうと心に決めたようだった。


 ある朝、僕は丸一日戻らない予定で狩りに出た。しかし馬が途中で蹄鉄を落とし足を引きずり始めたので、やむを得ず僕は家に戻ることにした。家に着いたのは午後2時頃で、着替えをした後、昼食を取った。

 図書室に向かうとドアが開いていた。中を覗いてみると、僕の若い友人が鍵のかかった本棚の前に立ちながら、鍵の束を手に持っているのが見えた。彼女が複数回鍵を試して失敗しているのを見た後、僕は部屋に入っていった。
 僕を見ると、彼女はすっかり驚いてしまった。何せ、僕は数マイル離れたところにいるはずなのだから。彼女は鍵の束を床に落とし、真っ青になりながら僕のことを見ていた。言葉を失ってしまったかのようだ。

「なんという悪い子だ。現行犯だな」
 僕は大声で言った。
「僕はその本棚は開けてはいけないと、きつく言ったはずなんだが」

 僕は怒っていたが、一方で彼女の尻を丸出しにする理由ができて嬉しかった。ただ、今回は鞭打ちのお仕置きをするつもりはなかった。もっと良い考えがある。

 膝の上で、お尻ペンペンだ。

 僕の顔を見て怒っていると悟った彼女は、鞭打ちが持っていると悟ったようだ。勇気のあることに、彼女は泣き言を言ったり許しを請うようなことはしなかった。彼女はただ抗議の目を僕に向け、静かに自分の運命を待っていた。もちろん、顔を真っ赤にして。

「今回は鞭は使わない。平手でのお尻叩きのお仕置きとする。上着を脱いでこっちに来なさい」椅子に座りながら僕は言った。

 彼女は鞭じゃないことを聞いて少し安心したようで、すぐにジャケットを脱いでこちらにやってきた。

 僕は彼女をつかむと、伝統的なお尻ペンペンの体勢で膝の上に横たわらせた。お仕置きの準備開始だ。ここで言っておきたいのは、「鞭の愛好家」にとってにお仕置きを与える準備は、この上ない楽しみだということ。できるだけ時間をかけて行うに限る。すぐに尻を丸出しにしてしまうのは大きな間違いである。対象が女性だった場合は、まずはドレスをよく捲り上げた後、ペチコートを順番に脱がす。最後にシュミーズ。順番にひとつずつ、だ。それからドロワーズを静かに緩めて膝まで引き下げる。

 話に戻ろう。僕は彼女のズボンの前後の留め金を緩めてボタンを外し、膝まで引き下げた。丁寧にシャツをめくり上げて、シャツの端はベストの中にたくし入れた。

 僕は強い官能的な喜びとともに、ペニスを固くしながら、彼女の可愛い尻と太ももと足を見つめた。以前見た時よりも、全ての点で成長しているように覚えた。

 急いでペンペンを始める気はなかった。剥き出しにされた魅力で目を楽しませながら、僕は彼女に言いつけを守らなかったことに対するお説教をした。衝動に抵抗できず、このミルクのように白く透き通り、サテンのように手触りのよい肌を、手のひらで2、3回撫でた。同時に肉付きの良い、この膨らんだ半球に優しく手を押し当てた。しかし,ぴったりと閉められた股の間に手を入れたい衝動には何とか堪えた。彼女の冷たく柔らかい肌に触れるのは喜びだったが,白百合のような肌が僕のビンタによってバラのように赤らんでいくのを見るのは、さらに素晴らしいはずだ。

 その間、彼女は静かに(そしてビクビクしながら)横たわっていた。僕の股の間の膨らみは、とても気がかりだったかもしれないが。彼女は両手を床につき、胴体はズボンを突き抜けてしまいそうな僕のあそこに押し付けられていた。

 僕は左手を彼女の腰に置き、動けないように押さえつけた。そして右手を高く振り上げ、彼女の右尻の中心に向けて振り下ろした。大きな「ぺん!」という音が部屋に響く。そこまで強い力を入れていないにも関わらず、すぐに五本指の手形が彼女の白く繊細な肌に浮かび上がった。

 彼女はたじろぎ、痛みで小さな叫び声を漏らした。再び僕は手を振り上げ、振り下ろした。今度は左の尻だ。こちらにもすぐに僕の手の形の赤い跡がついた。彼女はまた身を硬くして、口から小さな呻き声を漏らした。

 僕はある程度痛いように、だが厳しすぎないようにお尻ペンペンを続けた。左右交互に尻のほっぺを叩き続け、その度に僕の手は、引き締まって弾力のある彼女の尻肉に跳ね返された。
 痛みが強くなるにつれ、彼女の肌は徐々に赤味を帯びていった。彼女は泣きじゃくり始め、僕の膝の上で身をよじった。そして彼女が身をよじるたびに、剥き出しのお腹が擦りつけられるせいで、ズボンの中の僕のあそこは、まるで鉄の棒のように固くなっていった。この擦りはなんとも淫らな感覚を与えてくれたので、僕は最大限の感触を得られるように、彼女の体を、もっともっと強く太ももに押し付けた。

 天国のような気持ちよさだ!


 だが僕はすぐにお仕置きを止めなくてはいけなくなった。それまでにお腹をあまりにも擦りつけられたせいで、僕は図らずも「ゴール」してしまったのだ。厳しいお仕置きをする気は消え去った。

 結局僕は、2ダースほどのペンペンを彼女の尻に与えた。身を捩って泣く様子から察するに、お仕置きはそれなりに痛かったであろうが、彼女は勇敢にもそれに耐えた。彼女は一度も尻を手で庇おうとしたり、叫び声を上げたりしなかった。

 僕は彼女を膝から解放した。しかし、まだ彼女の裸を見ていたくはあったため、ズボンを下ろしたまま、椅子の上でこちらに尻を向けて跪くように言った。彼女は何も言わず片手でズボンを押さえながら、足を引きずり椅子に向かい、言われた通りの体勢をとった。
 僕は彼女の素敵なスタイルと、赤く染まった尻とミルクのように白い太もものコントラストに見入った。1、2分その素敵な光景を眺めた後、僕は彼女にボタンを閉めるように言った。彼女はうなだれたまま、涙ぐんだ目で床を見ていた。顔は真っ赤だった。尻の方が赤かったけど。

 行ってよいと伝えると、彼女は小走りに部屋を出て行った。

 僕は椅子に戻った。とても興奮していたものだから、今ここで女を抱けるなら何を差し出してもいいと思った。ウィンチェスターまで行けば、たくさん「やれる女」(なかなかかわいい娘もいる)も拾えるが、わざわざ出かけるほどではなかった。結局は葉巻に頼ることにした。大きいやつに火を着け、ゆっくりするために安楽椅子に腰掛けた。葉巻を吸い終わる頃には、僕の欲望はある程度落ち着いていた。


 夕食時まで彼女を見ることはなかった。きついお尻ペンペンだったも関わらず、彼女は難儀なく座っていた。彼女は最初は静かに押し黙っていたが、スープと魚を少し食べ僕があげたワインを飲んだ後は、普段のように話し始めた。

 執事が部屋を出て行った後、いくつか彼女に質問をした。彼女は恥ずかしがりながらも僕に、先ほどのお尻ペンペンは、以前例の女性たちから受けたものほどきつくはなかった、と答えた。加えて、その時は底の厚いスリッパで、3日連続でやられたのだと教えてくれた。最終的に彼女の尻はアザだらけで、しばらくは青黒くなっていたようだ。
 その後も僕は1つ2つの質問を続けた。彼女はまた、先ほどのお仕置きよりも、ジェーンを叩いた時に受けた鞭の方が遥かに痛かったと答えた。彼女は両手を握りしめて、鞭を思い出しながら震えているようだった。

 僕は彼女から、どうして女性達からそんなに強く尻を叩かれたのか聞き出そうとしたが、彼女は手掛かりさえくれなかった。強く聞こうとすると苦しんでいるようだったので、それに関してはもう追求しなかった。


 その後は、最近よくやるのだが、今僕たちが一番興味を持っている小説を彼女に持って来させ、朗読させた。僕は彼女の声を聞くのが好きだ。彼女は歌うような声で、素敵なイントネーションと正しい強弱を持って読むことができる。彼女は本を取ってきて、僕と反対側の肘掛け椅子の上で丸くなった。すぐに僕らはウィルキー・コリンズの『月長石』に夢中になっていった。

 彼女は僕の為に1時間ほど読んでくれた。その後、僕は彼女をベッドに送った。

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