【おしらせ】『Frank and I(上)』改訂版

お世話になっております。スパンキング白書でございます。

この度、サイトリニューアルにかこつけて、以前邦訳した『Frank and I』を表紙を新調してAmazon Kindleにて刊行いたしました。

『Frank and I』は、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、1902年、ロンドンにて匿名出版された古典スパンキング小説です。映画『Lady Libertine』の原作にもなっております。

管理人は本作品の存在と、平成のスパ界を大きく支えてくださった銃要虎さんのサイト「TIGER-REVERIE」(19/3/31閉鎖)にて知りました。しかし日本語の現物を手にできず、著作権が切れている原書をネットでカリカリと読んでいました。

若干サド要素が強いものの、叩かれて赤く染まっていく臀部の表現や、出てくる登場キャラクターの可愛らしさなど、スパンキング小説として非常に優秀な作品であります。しかし既存邦訳はもう40年前のもので訳も古く、また書店でも入手できないこともあり、この度上梓した次第です。

Kindle Unlimited の体験を利用すれば、無料で読めます。

『Frank and I(上)』 (スパンキング白書)

もう少々お待ちください……

ちなみに、下巻では主人公はイギリスから遥か彼方の日本も訪れ、吉原の日本女性のお尻も叩きます。なんじゃそりゃと言いたい。

『Frank and I』 作品紹介より

「女の子もよく鞭打たれるものなんでしょうか?」

20世紀初頭の古典スパンキング小説の金字塔『わが愛しの妖精フランク』を現代の言葉で新訳。謎の男装の少女「フランク」と独身の資産家である僕のお尻叩きをめぐる冒険が始まる。イギリスでのオリジナル出版時の第一巻。

【解説より 抜粋】
 『”Frank” and I』が発表された時代は「エドワード朝」と言われる。産業革命によって大英帝国が最盛期に突入したヴィクトリア朝の次に当たる時代である。ヴィクトリア朝において、イギリスは都市の発展のおかげで多くの富を生み出したが、その裏で「切り裂きジャック事件」を始めとした、激しい階級社会と貧富の差によって悲惨な事件が相次いで生み出されてもいた。そのような社会的閉塞からの脱却を人々が求め始めたのが、このエドワード朝時代である。
(略)
 多種多様なサディスティックな小説が生まれた中で、本作は比較的加虐性が低い小説である。鞭が使われているとはいえ、「フランク」の言葉によれば、彼女が受けるお仕置きでは出血するまで打たれることはない(別の理由で出血はしたが)。また、各お仕置きも拘束して無理やり痛めつけるのシーンはわずかで、基本的には同意と納得のもとの懲罰である。その意味では読者は作者が毎回シチュエーション、キャラクターを変えて提供してくるさまざまなお仕置きのバリエーションを純粋に楽しむことができる。
(略)
 「”Frank” and I」は、シンプルな文体の中に上手く「フランク」のまるで愛猫のようになつくかわいさを閉じ込めた、素敵な作品であると言えるだろう。

【主要登場人物】
僕(チャールズ・ボーモント)
30歳になる独身の資産家。イングランドのハンプシャーにあるオークハーストというボーモント家が代々受け継いできた古い屋敷に住んでいる。狩猟愛好家。身寄りのない少年フランクを屋敷に住まわせ、彼の将来を思い世話をする。体罰としての尻叩きの有効性を信じている。

「フランク」(フランシス・ホワード)
14歳の端正な顔をしたブロンドの少年。年の割には幼く見える。ロンドンのケンジントンからハンプシャーまで一人でやってきた。本当の性別は女であり、これまでの経緯をかたくなに話そうとしない。

モード
ロンドンのセントジョンズウッドに住む、見事な肉体美を持つ「僕」の愛人。優しく、ノリがいい性格。「僕」がロンドンに出張する際は、必ずと言っていいほど彼女を訪れる。

アンナ・リー
数年前にジプシーが置いていった15歳の孤児。黒髪でオリーブ色の肌をしている。

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